DUB FOR ONE DAY

DUBなんです。


とにかく、会社の行き帰りの車ん中とか、夜寝る前とか、暇があるとDUBばかり聴いているんです。


もうね。頭ん中でヤバい煙がモウモウって感じで。


あっ。もちろんKAYAとかやってませんよ。
あくまで『音』の話ね。


とりあえず、娘。リミックスでは、自分の持ち時間は全てDUBでいこうと思っています。フロアが付いて来きてくれるか、めっさ不安です。


しかし、考えてみるとDUBってのは『変な音楽』ですね。

つか、レゲエって始まりからして変ですが。


どこかで読んだ話なんだけど、なんでも、昔のジャマイカの人たちはラジオから流れるアメリカのR&Bとかが気に入って自分たちでも演ってみたら、


何故かバックビートが跳ねていて(W


図らずも全く新しい音楽=スカが産まれたんだそうだ。


なんか、このエピソードの間抜けな感じが大好きでして。

多分、ジャマイカン的には、スゲー真面目にR&Bのコピーをしたんですよ。
本人的には自信満々に「どうだ〜」て感じで。
けど、他所の国の人が聴いたら全然違ってた、と。




モータリゼーションやら高度情報化社会やらの影響か、アメリカやイギリスのポップスが4ビート〜8ビート〜16ビートと細かく早くリズムを刻むようになるのに対し、スカ〜ロックステディ〜レゲエと時代を経るに従い『遅く』なっていったのもジャマイカ音楽の面白いところですね。



しかし、ジャマイカンが2拍目と4拍目に何故ああも偏執的にこだわるのか、我々異邦人には本当のところは理解できないんでしょうねえ。