涙が止まらない放課後

先々週のMステで見て以来、頭の中で常に「涙が止まらない放課後」が鳴り続けてます。耳を塞いでも調子はずれな3人の歌声が止まりません。もうね、ある意味地獄ですわ(w



しかし、モーニング娘。はなんて非常識なんだ!



そもそも、デビューして6年が経過した女性アイドル自体が前代未聞なうえ、売り上げも世間的な関心も下落傾向を止めることも適わない現状では、ボチボチ美しい引き際とか模索し始めたりするもんですよ?なのに「涙が止まらない放課後」でのむきだしの下手糞さ(褒め言葉ではない。)ときたら!こんなん反則だよ!


この曲のキモは、音痴な人の歌をプロの作曲家がトレースしたとおぼしき不安定なメロディーライン。それを十二分に引き出したうえリズム感絶無という妙なる味付けを加える奇跡に等しい仕事は紺野、石川、道重の3人でなければなし得なかったであろう。デス・ハロプロ系の真骨頂。


これまでも「音痴」と呼ばれた歌手が歌った酷い曲はゴマンとあったが、最初から「音痴」に歌われることを前提とした曲は、俺の知る限り「涙が止まらない放課後」以外にはない。多分、将来もこんな狂った(褒め言葉です。)ことを考える奴は出てこないだろう。ある意味、日本の芸能史に燦然と輝く革命的な名曲ですわ。マジで。


売れるとか売れないとか、そんなん関係ない。新しいことに挑戦してこそモーニング娘。だ。まだまだつんく♂モーニング娘。の前には開拓すべき荒野が広がっている。そんな感じさえするのです。


是非、この先を見せて欲しい!見てみたい!