禍福はあざなえる縄のごとし

GWの間、昔のビデオを観ながらなんとなく思い出していたのが、ハロプロキッズのデビューやらハロープロジェクト構造改革(所謂ハローマゲドン)やらで娘。もヲタも大騒ぎだった2002年の夏のこと。


一時期、横方向に成長著しかったののさんがすっきりと“細っそい細っそい”体型に変わったのが、丁度この頃。

ライブパフォーマンスのキレが増し「辻のダンスは凄い」ということが誰の目にも明らかになってきたのも、この頃。

また、“言え言え娘。”(FUN)、“ひ辻”(ハロモニ・北海道SP)、「グアー!」(ハロモニタンポポSP)、“ののの突撃ダンシング2”(美少女教育3)など、あの頃のののさんのTV仕事は今見てもテンションとか尋常ではない。(良くも悪くも。)


ハローマゲドン”に対してヲタなら誰もが感じていた喪失感や無力感や、やり場のない怒り。しかし今にして思えば、ライブでは全力を超えるパフォーマンスで観客を魅了し“ひ辻”や“突撃ダンシング”などで無邪気にバカを演りきることで、ののさんは傷付いたヲタの魂を癒してきたんじゃなかろうか?


当時、ののさんが何を感じ、どんなモチベーションで一つ一つの仕事に臨んでいたのかは分からない。が、一連のゴタゴタの中から仕事に対する自分なりのスジの通し方を見つけたように思えてならない。最後までセンターに立つこともなく娘。の中でどちらかと言えば“傍流”にいたにも関わらず、快進撃としか言い様のない現在のののさんの勢いは、間違いなくあの頃に端を発している。


そんなわけで、辻希美こそ“ハローマゲドン”の予期せぬ(そして最大の)成果なのではないか?なんて、今日の「ミュージックステーション」のダブルユーを観ながら思ったり思わなかったり。




今日は紺野あさ美さんの17歳の誕生日。それを記念してこんなイベントが今まさに盛り上がってる最中。(だと思う。)コンちゃん誕生日おめでとう。あと、ぱるさん頑張れ。