新宿にて

え、と。今日・明日と会社の研修があって、実はまだ東京にいます。
昨日のライブについて何か書こうと思って新宿のネットカフェに来たのですが、キーボードが使いにくくてストレス溜まりまくり。


ともかく、ライブでは『ザ☆ピ〜ス!』でののさんがなっちにキスしたところで涙が溢れ出し、ののさんが倒れたところで頭が真っ白になってしまいました。推しメンが目の前で倒れることほどショッキングなことはありませんよ。ほんと。




なっちの娘。卒業をハロコンでやる意味というのは、ぼんやりと分かるのですよ。


つんく♂自身、『てっぺん』で、「今はハロプロという枠で物事を見ている」みたいなこと言ってたんで。


このことは、長期的にはジャニーズや宝塚のような一大芸能システムの構築を目指していると受け取れるし、そのため中・短期的には、これまでハロプロ、中でもモーニング娘。にまとわりついた“ドラマ性”を一つづつ否定していくことになるんだろうなあ、と02年8月以降のハロプロの動きを見るにつけ確信するのです。


どうも“システム”と“ドラマ”は相容れない、とつんく♂に代表されるプロデュース側が考えているように俺には思えてならないのです。


これまでのハロプロは、メンバーが積み重ねてきた経験やメンバー同士の関係〜友情、愛情、敵愾心などなど〜にファンが自分の想いを重ねることで“ドラマ”として成立してきました。

対して、現在進行中の“システム化”とは、メンバーの個性に依存することなくハロプロ全体が機能する〜極論言えば、中のメンバーを取り替え可能な部品にする〜そんな体制を目指しているように思えるのです。


モーニング娘。最大の神話装置であるなっちが卒業してしまった今、心配なことが2つ。


一つはメロン記念日
この4人だけ無傷でいられる訳がない。なんか近いうちに“改革”の波がメロンに及びそうで怖い。


もう一つは、キッズの年長組。
藤本加入で、オーディションを経ずにモーニング娘。になれる道を開いてしまっただけに、この春小学校を卒業するキッズたちの去就が気になります。


なんか、活躍いかんによって

キッズ→モーニング娘。→ソロ

みたいな図式が作られつつあるんではないか、と。
もちろん、そうだとしてもキッズ達には何の罪もないわけですが。
(むしろ、遠慮することなく掴めるチャンスはものにすべき)