リミックス製作方法〜ヤマザルの場合〜

リミックスの方法ですが、ベーストラックに娘。のボーカルや曲のフレーズ
を重ねていく、というのは先日書いたとおりです。


俺の場合、ベーストラックの中に娘。の曲と似たフレーズを見つける
ことから始めます。10曲に1曲くらい、なんとなく馴染みのフレーズに
聴こえないこともない、というのが見つかります。


次に、ベーストラックと娘。の曲をパソコンにとりこんで
ACIDで音を組んでいきます。ボーカルを抜くのには「うたごえリップ」
というフリーソフトを使ってます。


とにかく気持ちよく聴こえるよう、ベーストラック上に娘。のパーツを
あてはめていきます。この作業は音楽を作る、というよりパズルを解く
のに似ている気がします。


ベーストラックによっては娘。の曲をまるまるかぶせても違和感のないもの
もありますがかなり稀です。大概は、1つか2つのフレーズが使えるぐらい。

その1つか2つのフレーズを印象づけられるよう色々とエフェクトを掛けて
いきます。ベーストラックのエフェクトのかかり具合を聴きながら、うまく
溶け込むようエフェクトをかけていきます。俺的に、リミックス作業の中で
最も試行錯誤するフェーズです。


最後に、通して聴きながらボリュームやエフェクトの再調整を行います。



個人的に、この方法を“空耳リミックス”と呼んでいます。