絶望やら冬の時代やらを越えて

俺が後浦なつみを受け入れられない理由は、あのビジュアルでは"世間"に対して良い印象を与えることが難しいんじゃないか?というただ一点。


例えば、ダブルユーベリーズ工房は、今ツアーで凄く良いステージをやっている。でも、そのことを知っているのは一部のヲタだけだ。彼女たちの本当に良い部分はまだ"世間"には届いていない。

それでも、タイアップやメディアへの露出が多い分ダブルユーはまだマシかもしれない。後藤真希の魅力・実力が、今、全く"世間"に届いていないことに対して絶望的なもどかしさを俺は感じている。


ハロプロに魂を奪われた者の一人として、俺は彼女たちの良い部分がもっと"世間"に伝わって欲しいと思う。日の当たる場所で喝采を浴びることで彼女たちが流した汗や涙が報われて欲しい。


三人祭が受けたのは、当時の娘。がトップアイドルとして"世間"に受け入れられていたからにほかならない。「本業」でキチンとした仕事をして評価を受けていたから良い意味で馬鹿馬鹿しい祭ユニットが成立した。これはこれでエエやん、と。


(本人の責任ではないにしろ)主演ドラマが大コケした安倍。
CMでの好感度と反比例して本業の歌でヒットにめぐまれなくなった(=曲にめぐまれない)松浦。
娘。卒業後、メディアへの露出が極端に減り半ば地下アイドル化している後藤。


今、この三人は遊んでいる場合ではない。
本業の歌の方で順風満帆ならば後浦なつみのビジュアルもアリだったかもしれないが、"世間"がハロプロに冷め切っている現状では、あのビジュアルは嘲笑しか呼ばない。仮に曲が良かったとしても、"世間"なんて上ツラしか見てないから、あのビジュアルでは全て台無しだ。


そして、その嘲笑は全てのハロプロメンバーにも向けられてしまうのではないか?そのことが一番心配なんです。

 


昨日はダブルユーベリーズ工房の大阪公演に行ってきたんだけど、彼女たちが醸し出す多幸感はやっぱ素晴らしいですわ。本当は、あの多幸感にひたすら浸っていたいところなんですが。。。
それはともかく、未体験の方は、是非。多少の無理を押しても見に行く価値はありますよ!